院内ヒエラルキー

先日、病院に入院した時の話だ。
約10日間入院し、見えたものがある。

 

 

 

 

病院内のヒエラルキーだ。

 

 

 

 

患者である私は看護師さんとの接点が一番多かったわけだが、その看護師さんは患者さんのほかに、医師や薬剤師、医療事務や放射線技師の方、清掃スタッフや警備員など病院内のほぼ全ての職種の方との関わりながら業務を行なっている。

 

まさにバスケットボールでいうところの、パス回しを行うポイントガードの役割だ。

(なぜバスケで例えたのだろうか。Aちゃんはバスケ全然できない)

 

 

その対応の中で見えてしまったのだ。

 

 

 

まずはこれを見ていただきたい。

【コメディカル】診療放射線技師の病院内カーストは底辺?現状を変えるために起こすべき行動!!

 

医師
薬剤師
看護師
医療事務
放射線技師

 

サイト内のヒエラルキーの図は、こうであったが、実際には全然違うと感じたので報告していきたいと思う。

 

 


私が感じたヒエラルキーを書くとこうだ。


医師
薬剤師
放射線技師
看護師
医療事務(&理学療法士)

 

 


これだ。

 

 

変わった点は、放射線技師の位置が高くなったところだ。
※あくまでも「私が入院した病院は」と考えていただきたい。

 

なぜそう感じたかと言うと、
内線や院内PHSを使って看護師から仕事依頼する際の言い回しや言葉遣い、そして現場での行動によって察することができたのだ。

 

 


放射線技師が看護師より上にある理由は、
確かにネットにもあるように放射線技師は「自由時間が多い」など、他の職種の人からすると疑問も多く持たれることは理解できるが、看護師も結局は専門スキルを持った放射線技師には
柔軟な対応をせざるを得ないといった様子であったからだ。

 

 

この大枠のヒエラルキーもだが、
細分化すると、医師の中でも例えば内科や循環器科の科長クラスと若手とでは当然ながら大きく違う。担当医が憶測だが30代半ばぐらいと若かったこともあり、「このまま継続して入院」か「通院で様子見か」の最終的な判断は担当医の上司である科長がわざわざ私のベッドまで来て行った。

看護師内にも同様に細分化できるヒエラルキーが垣間見えた。

 

 

私の会社には当然ながら自社の社員しか居らず、別フロアは違う会社が入っている為、エレベーターで接点が無くはないが、会釈程度で話すことはまず無い。


病院内は違うフロアや違う職種の人ともガッツリ接点があり、たった10日間で院内ヒエラルキーがはっきり分かるほど、職種による対応も大きく変わっていたシーンを見ると、シンプルに大変な職場だなと感じると共に、改めてスキルの重要性に気付かされた。

 


同時に、他にも入院して感じたことをまとめておく。

・看護師としてのインバスケットスキル次第で関連部署に多大な影響を及ぼすのだろうなということ
・病院は不安を取り除き、安心を与えるビジネスだということ
・人は健康にお金を惜しまないということ
・健康に勝る幸せはないということ

 

 

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

 

 


・「実家が田舎の1人暮らしシティボーイ」が急に数日間入院するとなると、警備員伝えで友人(男)に自宅鍵を預け、私物(おパンティ10着)持ってきてもらうなど、友人に手間をかけ、こちらは友人に私物(おパンティ10着)を持って来てもらうという苦痛を受けること

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてなんと言っても…

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・「どうせ俺は病気しないし、入院なんてしないしな~!よし!掛け捨ての保険入ってるけど無駄だな~。さっさと解約しよう~!」といった感じで、何を思ったのか入院する2か月前に医療保険の解約を安易に行ったが、何があるか分からないということ

 

 

 

 


(陽気に)おしまいっ♪